カシュクール
カシュクールが流行ってるようです。
カシュクールはどんな服かというと、マリリンモンローの白いドレスの有名な写真があります。
ニューヨークの地下鉄の排気口からの風でスカートが持ち上がっているあの写真です。
あのドレスの胸のデザインがカシュクールです。
カシュクールの語源はフランス語で胸が隠れるという意味です。
つまり、もともとの意味では胸だけが隠れているデザインのことです。
ですから、肩や背中は出ています。
今で言うパーティードレスのようなデザインです。
ところが、この胸のデザインを採用している服が今ではすべてカシュクールと呼ばれているようです。
私はカシュクールが嫌いです。
パーティードレスのような胸を隠れるだけのデザインなら、胸が大きく見えたり、セクシーでエレガントな雰囲気で素敵なのですが、最近よく見かけるカシュクールはV字型の襟元のセーターと大して変わりません。
ちょっと胸が緩やかになっているだけです。
どうも私から見ると、おばさんクサイように思います。
色も白や灰色など地味な色が多いので、地味なデザインと一体となって、とても地味な服に見えます。
若い人が着るならその地味さが顔を引き立てるかもしれませんが、三十代以上の方が着ると、地味さばかりが目立ちます。
ですから、もう少し華やかな色を使えばいいと思うのですが、どうでしょうか。
例えば、南米やカリブ海地方の人々は肌の色がチョコレート色なので、同じカシュクールを着ても、色や色とりどりの花の柄のカシュクールでなかなかエキゾチックな雰囲気です。
カシュクールはもともとすこしフォーマルな感じがありますので、長いスカートが似合うように思います。
長いスカートと背中の出たカシュクールはセックシーというより、エレガントでなかなか格好いいのですが、カシュクールのデザインが地味になってしまうと、カシュクール本来のよさがなくなっているように思います。
これから気候も暖かくなって、服装も開放的になっていきます。
ですから、今年の夏は背中の開いたカシュクールでエレガントな装いをしてみるのもいいかもしれませんね。
想像してみてください。
マリリンモンローはセクシー女優の女王と言われ、何十年経った今でも多くのファンがいます。
マリリンモンローがセクシーかどうかはわかりませんが、彼女のカシュクールのドレスと彼女のしぐさが彼女をセクシーに見せていたのです。
フォーマルな雰囲気の服に起こったちょっとしたアクシデントが彼女をセクシーに見せているのです。